Cloudflare Pagesを利用する場合でも、基本的には外部のメールサービスを契約し、Cloudflare DNS上にMXレコードやTXTレコードなどを設定すればメールの送受信が可能になると考えていました。

ところが、利用を検討していた「ムームーメール」では相性が悪く、この方法が使えませんでした。

ムームーメールはドメイン管理に「ムームーDNS」を利用していることが前提条件となっており、他社DNS(Cloudflareなど)へネームサーバーを切り替えることを想定していない仕様のようでした。

実際にCloudflare に切り替え後には、ムームーメールの管理画面から対象ドメインでのメールアドレス発行の選択肢が表示されなかったです。

また、管理画面内にも以下の記載がありました。

ドメインをムームーメールで利用するにはネームサーバ設定変更よりネームサーバを「ムームーDNS」に設定してください。

今回はムームーメールを諦め、Google Workspaceを契約して移行を行うことにしました。

この組み合わせであれば、ムームーメールのようなネームサーバー制限に悩まされることなく、安心してCloudflare Pages環境下でメール運用が可能です。何かの参考になれば幸いです。